マイナンバーカード①

先週から札幌市でも特別定額給付金の10万円が振り込まれたという声が続々と聞こえてきています。

給付まで時間がかかりすぎという批判もあったようですが、

緊急事態の中で国と地方自治体の連携等、簡単ではない問題を乗り越えて対応してくださった職員には頭が下がります。

ところで、当初はオンライン申請で迅速な給付という案が示されていましたが、

その前提として必要なマイナンバーカードの普及率が低かったために政府の想定通りには進まなかったようです。

周りでも通知カードしかないという方が多くいらっしゃいました。

そこで今回はマイナンバーカードについてお話ししていきます。

  

マイナンバーカードとは


マイナンバーカードとは平成28年1月から交付が開始された公的な身分証明書です。

氏名、住所、生年月日等が記載される他、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]様々な行政サービスを受けることが出来る [/su_highlight]仕組みになっています。

一例をあげると、住民票や印鑑証明等の行政上の各種証明書をコンビニで取得できるようになります。

マイナンバーカードを所持していなければ役所や証明書発行センターに足を運ぶ必要があります。

得てして公的な証明書が必要な場合は急を要する場合が多いですが、

平日に休みがない会社員にとっては、はなかなか時間を作ることが難しい場合もあるでしょう。

ところが24時間家の近くのコンビニで発行できるとなれば、その便利さは計り知れません。

 

また、銀行口座や証券口座の開設の本人確認証としてマイナンバーカードが必要な場合もあります。

これから投資を始めてみようと考えている方は作っておいて損はないでしょう。

  

現実の普及率


持っていると便利なマイナンバーカードですが、令和2年6月時点で全国民に対する交付率はわずか16.8%にとどまるそうです。

[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]札幌市では全国平均をさらに下回る14.5%[/su_highlight]という調査結果が示されています。

マイナンバーカードの市区町村別交付枚数等について

https://www.soumu.go.jp/main_content/000692030.pdf

 

交付申請の仕方ですが、申請書に必要事項を記入し、顔写真を貼り付けて提出しするだけです。

お住まいの地域によって異なりますが、札幌市は郵送の他、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]webサイトからも提出可能[/su_highlight]になっています。

札幌市:マイナンバーカード(個人番号カード)の申請・受取について

https://www.callcenter.city.sapporo.jp/sapporo/cc/web/knowledge437544.html

申込が受理されると作成が開始され、各市町村から交付準備が出来たことをお知らせする通知書が届きます。

あとは通知書に記載されている交付場所へ本人確認書類を持参して受け取りに行くだけです。

 

まとめ


マイナンバーカードは国が先導している仕組みです。

キャッシュレス決済同様、国の強力な後押しにより、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]今後さらなる恩恵を受けられる[/su_highlight]ことが考えられます。

次回のコラムでは、2020年9月から使える新しい制度を紹介します。

これを機に、まだお持ちではない方は申請してみてはいかがでしょうか。