投資信託その3

前回は投資信託で収益をあげる2つの方法をお伝えしました。

そこで今回はそのうち売買益の獲得を目指す際に覚えておくと良いことを簡単にご説明します。

 

投資信託の分類


投資信託はその特徴によって様々な分類方法があります。

ただ、投資信託に興味を持って調べていくと次々と分類が出てきてこんがらがってしまいます。

①公社債投資信託と株式投資信託

②追加型と単位型

③オープンエンド型とクローズドエンド型

④パッシブ(インデックス)運用とアクティブ運用

この中で、売買益を狙うのであれば、④のパッシブ(インデックス)運用とアクティブ運用の違いを覚えておいてください。

この分類方法は直訳すると受け身な(指標)運用と積極的な運用となります。

日本語にすると少しイメージがしやすくなりますが、投資信託は1つの買い物かごだと思ってください。

日経平均や世界の株式市場等の[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]指標にあわせて価格が変動するようかごの中身を選んで作る[/su_highlight]のがパッシブ運用

パッシブ運用を上回る成績を求めるために[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]かごの中身を頻繁に入れ替えていく[/su_highlight]のがアクティブ運用です。

 

売買益を狙うならアクティブ運用


パッシブ運用は目標とした指標に連動して動くため値動きは大きくありません。

指標を構成する銘柄と同じようなかごの中身を選択するのは難しくありません。

以前の記事で投資信託の特性をお伝えしましたが

[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]幅広い銘柄をつまみぐい出来るという特性[/su_highlight]を活かすものがパッシブ運用です。

一方でアクティブ運用は、ファンドマネージャーと呼ばれるプロがかごの中身を吟味して選定します。

売買を繰り返す[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]手間を託すという投資信託の特性[/su_highlight]を活かすものです。

ここからわかるように、売買によって大きな利益を見込めるのはアクティブ運用です。

ただし、ファンドマネージャーの選択が失敗する可能性もあるため、当然に価格が下がるリスクもあります。

さらにアクティブ運用型の投資信託は手数料が高い点にも注意が必要です。

ファンドマネージャーの知識や経験にお金を払って委託しているのだから当然ですが、

長期保有すればするほど手数料の負担も積み重なっていきます。

 

まとめ


投資信託は商品に特性があり、何を重視するかによってNISAと積立NISAのどちらを選ぶべきかも変わります。

短期で大きな収益を得たいアクティブ運用を選択するのか。

長期でコツコツ配当益を得たいのであればパッシブ運用を選択するのか。

[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]ご自身のライフプランに適した方を選べる[/su_highlight]ようにしておくと良いですね。