NISAその3

前回はNISAの分類についてお話をしました。

一般NISAとつみたてNISAの違いはなんとなくイメージしていただけたでしょうか?

今回は残りのジュニアNISAについてお伝えしていきます。

  

ジュニアNISAとは


ジュニアNISAとは、その名の通りお子様を対象とした制度です。

前回も参考にした図で考えると、一般NISAとの違いが見えてきます。

図1 NISAの分類

まず、対象者が0歳から19歳までの未成年となっています。

また、非課税枠も年間80万円までとなっています。

なお、18歳まで払い出し制限があるという点には注意が必要です。

一般NISAやつみたてNISAは基本的に管理者と対象者が同一でしたが、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]ジュニアNISAは親や祖父母等が管理していく[/su_highlight]ことになります。

ではどのように活用していくのが良いのでしょうか。

 

ジュニアNISAの活用方法


1つ目は[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]お子様の進学や就職に向けての準備金[/su_highlight]としての活用です。

18歳まで払い出し制限があるという点を活用し、進学や就職を迎える時期に必要な資金をお子様が小さいうちから作り上げていくことが出来ます。

お年玉を親がそのまま定期預金に入れてくれていて、大人になってから満期になったものを受け取ったという方はいませんか?

同じような扱いでお年玉をそのままジュニアNISAで運用するのも良いですね。

 

2つ目は[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]生前贈与[/su_highlight]としての活用です。

詳しい説明はここでは省略しますが、贈与税は年間110万円までは非課税になります。

つまり、子どもや孫に非課税枠の範囲内で資産を贈与し、さらにそれをジュニアNISAを利用することにより非課税で運用することが出来ます。

税金をコストと考えると、この効果はかなり大きいですね。

 

3つ目は[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]お子様の金融教育[/su_highlight]としての活用です。

ジュニアNISAは20歳までは親等が管理しますが、それ以降は一般NISAに引き継ぐことでお子様自身が運用・管理を行うことが出来ます。

以前の記事でもご紹介した通り、金融教育はこれから充実していきます。

学校で金融について学んだことを、20歳から実践できる良い機会になりますね。

 

まとめ


最近お問い合わせが多くなってきたNISAについて、3回に分けてお伝えしてきました。

興味をお持ちになった方は是非一度ご自身の将来設計をしてみて下さい。

[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]なんとなく興味を持ち、自分に当てはめてみて、細かい部分を確認する[/su_highlight]というのが理解への近道です。

もったいないお金の使い方を見直してお得な人生を送っていきましょう。