専門家その1

日頃からみなさんは何かを得るかわりにお金を払っていますね。

あまりに日常的過ぎて、何に対してお金を払っているのかということはあまり考えたことがないかもしれません。

ところが、この考え方が身につくと無駄遣いは確実に減りお金が貯まります。

そこで今回はお金を支払うということについて考えてみましょう。

  

コーヒーの価値


例えばコーヒーの値段ですが、喫茶店では一杯1,000円で提供しているお店もあります。

一方自分で淹れると数十円程度ですね。

ただ、喫茶店では静かに落ち着いた場所でコーヒーを味わえるといった環境要因や

マスターが長年かけて習得された技術によって引き出される魅力というものがあるはずです。

付加価値という考え方ですね。

あなたは何を求めてコーヒーを飲むのでしょうか。

当然そのときどきで答えはかわってくるはずです。

[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]付加価値に対してどこまでお金をかけるのか[/su_highlight]という判断をすると良いでしょう。

  

お金を払って受け取るモノ


他の例をあげると、弁護士への依頼ではどうでしょう。

依頼をして最終的に顧客の手に残る「モノ」は数枚の紙です。

価値でいうと数円でしょう。

しかし依頼料は数万円から場合によっては数十万円かかることも珍しくはありません。

これは決して紙に対してお金を払っているわけではありませんね。

その弁護士が[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]長年かけて積み上げてこられた知識や、様々なケースに対応できる経験値[/su_highlight]に対してお金を支払っていると言えるのではないでしょうか。

自分で法律の知識を勉強し、資格を取得することが出来れば、当然弁護士への相談費用は掛かりません。

しかし、そのためにはお金だけではなく莫大な時間や努力も必要になります。

と比較すると、弁護士さんに支払うお金は高くはないはずです。

表現を変えると、弁護士の時間を買うことで自分の時間を確保しているということですね。

 

情報化社会である現在では、調べれば多くのことを知ることが出来ます。

ただ、溢れている情報から自分に最適な情報を選択すること簡単ではありません。

[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]経験をもとに的確な判断が下せる[/su_highlight]からこそ専門家なのです。

 

まとめ


自分の中で明確なものさしをもつこと、それが無駄遣いをなくすことにつながります。

目に見えるモノではなく、知識や経験といったものにお金を払うという感覚を持ってみてはいかがでしょうか。

自分の代わりに専門家に委託してお金を払うことで時間をうみだすことが出来ます。

それは決して無駄遣いではなく有意義な時間の使いかたなのです。