緊急事態宣言が全国で解除され、不要不急の外出自粛から新しい生活様式の実践に向けて動き始めました。
道内でも「新北海道スタイル」が発表され、経済の再活性化に取り組む段階にあります。
札幌では今年初の夏日を迎えたこともあり、街を歩く人の数も少しずつ戻り始めているようです。
そこで今回は、不要不急の外出自粛からの移行に伴い、無駄ということについて改めて考えてみたいと思います。
無駄遣いとは
本コラムでは常々お話ししているように、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]無駄遣いとは無意識にしている支出 [/su_highlight]と定義しています。
つまり、自分ではそこに[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]価値を感じていないのにお金や時間を使ってしまっている [/su_highlight]ことです。
以前の記事でも触れていますが、家計簿の見直しで面談をしている際に
「無駄遣いをしていますか」と問いかけると、娯楽にかけるお金をあげられる方が非常に多いのが事実です。
当然娯楽費を削減することでお金は貯まります。これを「節約」と考える方が一定数おります。
極端な話をすれば、一切遊びにも行かずに本当に切り詰めた生活をすれば、
家賃光熱費に食費を含めても月々5万円以下で生きていくことも十分可能でしょう。
もちろん目標があったり特別な理由があったりしてそのような生活を選択することは、否定されるべきではありません。
ただ、目標もなくそのような生活を続けると、ストレスをためてしまう方が多いのではないでしょうか。
これはお金の専門家の目線で見た「節約」とは言えません。
無駄にすることの贅沢
趣味や娯楽などは、基本的に生きていくうえでは不要不急なものです。
考え方によってはそこにお金をかけることは無駄遣いだといえるのかもしれません。
ですが、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]往々にして無駄なことほど楽しい [/su_highlight]ものです。
それは無駄ではなく贅沢だと捉えてみましょう。
こだわりの豆を挽いて淹れている喫茶店でコーヒーを味わう
粉から打っている蕎麦屋で舌鼓を打つ
気分を高めるためにお洒落な洋服を揃えてみる
自分の目で綺麗な景色を見て肌で感じてみる
贅沢と感じることは
[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]小さな贅沢の積み重ねが人生をゆたかに彩る[/su_highlight]のではないでしょうか。
まとめ
自分の好きなこと対して、お金や時間を使うことは決して無駄遣いではありません。
目標を決めて贅沢に使うことで自分も楽しめるし世の中の経済も動くのです。
[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]あなたが贅沢をすることで喜ぶ人は、あなた一人ではありません。[/su_highlight]
普段から無駄遣いは徹底的に省くことで、日々の贅沢を楽しみましょう。