金融リテラシーという言葉が少しずつ世間にも浸透してきました。
お金に関する知識や判断力は生活に直結します。
現代社会では身につけておくべき知識として必要不可欠といっても過言ではありません。
そこで今回からは金融リテラシーについてお話していきます。
リテラシーとは
リテラシーという言葉はもともと英語の「literacy」つまり読み書きをする能力や識字率という意味です。
そこから派生して現代の日本においては「ある特定の分野について[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]適切に理解し活用できる能力[/su_highlight]」という意味でつかわれることも増えてきています。
代表的な例がITリテラシーやメディアリテラシーといったところでしょうか。
ITリテラシーが低いというのは、IT技術にうとく、PCやスマートフォンをうまく使いこなせていない状況です。
一方でITリテラシーが高いというのは、IT関連の知識があり生活の中でPCやスマートフォンなどのツールを使いこなせている状況です。
同様にメディアリテラシーが低いとは、新聞やテレビ、インターネットなど様々な媒体から得られる情報を適切に処理できずに、真偽不明の情報まで鵜呑みにしてしまう状態です。
逆にメディアリテラシーが高いというのは各メディアの特性を理解したうえで情報を見極めて取捨選択出来る状態の事ですね。
金融リテラシーについても同じように考えることが出来ます。
金融や投資、資産形成など、主にお金に関する知識や判断能力が低く、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]損をしていたり金融トラブルに巻き込まれたりする状態の事を金融リテラシーが低い、身についていない[/su_highlight]と表現します。
一方でお金に関する正しい知識を身につけ、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]日々の家計管理や金融商品に対して活用し、生活に役立てている状態を金融リテラシーが高い、身につけている[/su_highlight]と表現します。
金融リテラシーが低いと…
金融リテラシーを身につけている人からすると、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]身につけていない人の行動は非常にもったいない[/su_highlight]と思うようになります。
これは金融に限らず知識を身につけるとより良い解決策を講じることができるということです。
例えば、下記の図のようにりんごが並んでいたとしましょう。
全部でいくつあるのか数えてみてください。
小学生でも1つずつ順番に数えていくことで「1+1+1+1+…+1=125」と答えを出すことはもちろん可能です。
でもかけ算が出来れば、6個のかたまりを数えると20個ある、5個のかたまりを数えると1つある、だから「6×20+5×1=125」と計算することも出来ますね。
さらに6個のかたまりが7列3行あって最後だけ1個欠けているとみると「6×7×3-1=125」と導き出すことも出来ます。
125個を数えるよりも20個のかたまりを数える方が早いですし、それよりも7列を数える方がさらに早いですね。
3番目のやり方が1番数える[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]手間が省けて効率的に答えにたどり着く[/su_highlight]のは明白でしょう。
かけ算やひき算が使える人からみると、たし算しか使えない人は大変だなぁ、時間がもったいないなぁと思われますね。
金融リテラシーにおいても同じような状況が多々あるのです。
まとめ
金融リテラシーはお金に関する知識や判断能力を指す言葉です。
お金というのは今の時代は生活に直結してくるものです。
実は国が中心となって年代別に最低限身につけておくべき内容が示されています。
次回からはその詳しい内容についてお伝えしていきます。