みなさんもクレジットカードの1枚や2枚はお持ちではないかと思います。
ただ、上手に使いこなせていない人もまだいるのが現実です。
そこで今回はクレジットカードについて考えてみましょう。
キャッシュレス時代の到来
日本政府はキャッシュレス決済比率を2027年までに4割程度にすることを目標としています。
2017 年(平成 29 年)5 月に公表した「FinTech ビジョン」においては、FinTech が付加価値を生み出すために必要な決済記録の電子化の鍵はキャッシュレス化の推進であることなどを指摘し、キャッシュレス化比率を政策指標として示しながらキャッシュレス化促進のための課題や方策を継続的に分析・検討していく必要性を示した。
その後、同年 6 月に閣議決定された「未来投資戦略 2017」にて KPI(Key Performance Indicator:重要な評価指標)として 10 年後(2027 年)までにキャッシュレス決済比率を 4 割程度とすることを目指すとしている。
経済産業省:キャッシュレスビジョンより引用
最近はQRコードによる決済や非接触型決済も広まりつつありますが、クレジットカードは身近なキャッシュレス決済の一つでしょう。
インターネットを利用した買い物では非常に便利であり、街中でも使えないお店の方が珍しいくらいになっています。
クレジットカードを使うメリットとしては
①支出管理が容易になる
②ポイント還元でお得になる
③クレジットヒストリーが積み重なる
などがあげられます。
クレジットカードを使う利点
まず①支出管理が容易になるですが、これは私が感じている1番のメリットです。
明細がカード会社から毎月まとめて発行されることで、月に一度確認することで支出を把握できます。
日々の収支を把握することは無駄遣いを防ぐうえで非常に重要かつ有効です。
ただ、毎日家計簿をつけていくというのはなかなか難しいものですね。
その点で[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]自動的に支出をまとめて月に一度お知らせ[/su_highlight]してくれるというのは、時間を買うという意味でもメリットがありますね。
次に②ポイント還元でお得になるですが、これは言わずもがなですね。
現金派の方からするとお金を使っている感覚がなくて使いすぎてしまうという懸念があるようです。
そこで例えば毎月必ずかかってくる費用をカード決済し、残りは現金で支払いをするというのはどうでしょう。
これで使いすぎるという不安は解消されるのではないでしょうか。
ちなみに毎月の光熱費の約1%分の金額が、毎月消費するトイレットペーパーとティッシュペーパーの金額になります。
つまり、光熱費をカード払いすることで[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]トイレットペーパーとティッシュペーパーに一生お金を使わなくて済む[/su_highlight]ということです。
最後に③のクレジットヒストリーが積み重なるというのは、やや聞きなれない言葉かも知れません。
これは使用履歴を積み重ねることが出来るということです。
金利というテーマでもお話ししますが、カードの利用履歴がない=信用が0ということです。
毎月多額の決済をして確実に支払いをしている人には、ランクが上のカードを取得する権利が与えられ、よりメリットを享受できます。
まとめ
政府という大きな力が旗を振って進めているキャッシュレス政策には、上手に乗っかっていくのが良いでしょう。
ポイントが貯まるだけではなく、クレジットカードの使用によるメリットは多々あります。
ただ、当然使い過ぎには注意しなければいけません。
クレジットカードは決して無限にお金が使える「打ち出の小槌」ではないのですから。