前回は外国為替についてお伝えしました。
外国為替市場について少し詳しくなると興味を持ち始める方が多いのがFXです。
名前は聞いたことがある方も多いでしょうが、実際にFXとはどのようなものかをお話していきます。
FXってなに?
FXとはForeign Exchangeの頭文字をとった略称です。
本来は外国為替取引のことであり、通貨同士の売買を行って利益を求める取引の事です。
ただし、最近は外国為替証拠金取引の事をFXと呼ぶようになっています。
そこで、まずは証拠金とは何かを説明しましょう。
証拠金取引
一般的には取引を行う際にはお金を支払いその商品を受け取りますね。
売る側の目線であれば、商品を受け渡してお金を受け取ります。
ところが、売却する前提である商品を購入するとしましょう。
そしてその商品を保有している間は特に使い道がない物だった場合どうでしょう。
どっちみち商品は手放すのであれば、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]商品そのもののやり取りは必要ない[/su_highlight]と思いませんか?
そこで、
商品を受け取ったときに支払うはずだったお金と
商品を受け渡すときに受け取るはずだったお金の
差額のみをやり取りすれば手間が省けますね。
これが[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]差金決済[/su_highlight]という方法です。
差金決済では新しく取引を始める際には金銭の支払いは不要です。
ただし、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]取引によって損失が生じた場合でも決済が出来るように一定金額の金銭を預けておく[/su_highlight]仕組みがあります。
この預ける金額が証拠金と呼ばれるため、このような取引を証拠金取引という名称なのです。
まとめ
FXはハイリスクハイリターンというイメージが強いのではないでしょうか。
ただ、何事も使い方次第で結果は変わります。
実際には、証拠金取引を活用するために自分の資金力以上のお金が動くのです。
次回はその代表例であるレバレッジ効果をご紹介します。