FXその２ | office56

前回はFXについて、そのさわりと証拠金取引についてお伝えしました。

今回は引き続き証拠金取引について、その特徴の一つであるレバレッジ効果に触れながらお話ししていきます。

レバレッジ効果とは

レバレッジとはテコの原理のことです。

昔小学校で支点・力点・作用点とリズムよく覚えた記憶がある方もいらっしゃるでしょう。

日常生活でもはさみや爪切り等に無意識に使っている原理ですね。

要するに、小さな力で大きな効果をもたらすものというものです。

これを投資の世界に置き換えると、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]小さな資金で投資効果を上げ、さらに収益性を高める[/su_highlight]ということになります。

具体的には、前回出てきた証拠金と取引金額の関係性になります。

証拠金取引でなければ、１ドル＝１００円の場合は１万ドルを購入しようとすると１００万円が必要になります。

この場合、１ドル＝１０１円になった時点で売却すると、利益は１万円ですね。

（１０１―１００）円×１万（単位）＝１万円

１円の利益が出る物を１万個購入して売却したという考え方です。

[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]１００万円の資金が手元にあれば１万円の利益を得られる[/su_highlight]ということです。

ところが証拠金取引だと、手元に必要な資金がぐっと少なくなります。

レバレッジ（倍）は下記の式で表すことが出来ます。

[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]レバレッジ（倍）＝取引金額（円）÷証拠金（円）[/su_highlight]

つまり、レバレッジ１０倍であれば、

１０（倍）＝１００（万円）÷証拠金

証拠金＝１０（万円）

手元に必要な金額は１０万円となるのです。

言い換えると１０万円あれば１万円の利益を得られるということですね。

つまり、証拠金取引を行うことで[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]１０倍効率よく投資できる[/su_highlight]ということです。

ただし、当然に投資結果がマイナスになる場合もあるので注意が必要です。

FXで大きな損をしてしまう原因は証拠金取引＝レバレッジを大きくしていることにある場合が多いです。

何事もなぜ危ないのかを理解したうえで取り組むのとそうでないのとは大きな違いがあります。

これをリスクコントロール、リスク管理と呼びます。

資産を守るには、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]リスクを管理したうえで最適な手段を選択していく[/su_highlight]ことが大切ですね。