近年の自然災害の増加の影響を受けて、火災保険の制度の見直しが行われます。
これに伴い保険料が値上げされる可能性があります。
事前に手をうっておくことで値上げに有効な対策を講じられるかもしれません。
そこで今回から火災保険の値上げについてお話していきます。
火災保険の基礎知識
そもそも火災保険とはどのような保険なのかということについては以前の記事でお伝えしているので簡単におさらいしていきましょう。
火災保険は生命保険や医療保険とはすこし性質が異なる損害保険と呼ばれるものです。
仲間としては自動車保険や個人賠償保険などがあります。
火災保険でもったいない無駄遣いを防ぐポイントは2つあります。
1つめは[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]支払う保険料を抑える[/su_highlight]ということです。
賛否の議論はさておき、生命保険や医療保険は過剰に保険に加入していた場合はその分保険金を受け取ることが出来ます。
ところが損害保険の場合はどれだけたくさん保険をかけていたとしても、損害を受けた家や車、つまり[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]対象物の価値を超えて保険金を受け取ることは出来ません。[/su_highlight]
受け取れる金額に差が出ないのであれば、支払う保険料を出来るだけ安く抑えることがお得への近道ですね。
2つめは[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]申請を忘れない[/su_highlight]ということです。
火災保険と聞くと火事に備える保険というイメージが持たれがちですが、実はその守備範囲は想像以上に広いのです。
雨や風、雪の影響を受けて壁や窓、屋根の損害を受けている場合も対象になります。
万が一に備えて保険に入っているはずなのに、その[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]万が一を見逃してしまっては保険料の払い損[/su_highlight]ですね。
自分が保険金を請求できるのかどうか自信が無い場合は専門家に相談してみましょう。
値上げ前の駆け込み需要
簡単なおさらいをすませたところで、今回話題にするのは前述の1つめ、支払う保険料を抑えるという部分です。
2022年の10月に下記を主なポイントとして火災保険の改定が実施されます。
・火災保険料の変更
・10年契約の廃止および長期割引率の引き下げ
・建物および家財の水濡れ、破損、汚損についての免責金額の引き上げ
それぞれの具体的な内容については次回詳しく見ていくこととしますが、総じて[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]加入者の負担が大きくなる[/su_highlight]方向での改定です。
2022年9月中に見直しをすることで今後の支出を抑えられる可能性があります。
火災保険は加入時に検討したきり一度も見直ししていないという方も少なくありません。
防げる出費を見過ごすのは無駄遣いです。
無駄遣いはしっかり削減してお金を守っていきましょう。
まとめ
火災保険の無駄遣いを防ぐポイントは保険料を抑えることと保険金の申請漏れを防ぐことです。
そのうち保険料を抑えるチャンスが間もなく締め切りになります。
見直すだけで今後手元に残るお金が変わるのであれば、やらない理由はありませんね。
まずはあなたの火災保険証書を片手に専門家に相談してみましょう。