前回までファイナンシャルプランナーについてお話ししてきました。
その中でも計画を立てることを重視していることを強調してきました。
今回は少し趣向を変えて、立てた計画を達成するための工夫についてお伝えしていきます。
ご褒美か罰か
まず計画を立てる際には、目標を明確にしておくことが重要です。
その目標に対して、今取り組んでいることで一歩ずつ近づいていると認識できないと、なかなか継続していくのは難しいものです。
よく人参をぶら下げるという表現がされますが、人参は大きければ大きいほど頑張れます。
ご褒美があれば頑張れるというタイプの方は目標への道筋を細かく区切って、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]都度小さなご褒美を設定する[/su_highlight]のも良いでしょう。
一方で、追い立てられる方が頑張れるというタイプの方もいるでしょう。
目標を達成できなければ何かしらの罰、というのがやる気を駆り立てることもあります。
これは似たような目標に対して一緒に頑張っている仲間がいると、集団心理でより効果的です。
身近にそういった仲間がいない場合でも、最近では目標達成のためにお尻を叩いてくれるアプリも登場しました。
目標設定してお金を支払い、達成できれば全額が返ってきますが、未達であれば達成度に応じて一部没収されるという仕組みのようです。
強制的に習慣化するには一つの方法かもしれませんね。
自分を管理するために
ご褒美を設定するにせよ、罰ゲームを設定するにせよ、目標達成に必要な作業をこなすことは必須です。
いかにこの[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]作業をこなすことを習慣化できるか[/su_highlight]が鍵になってくるでしょう。
新しい目標に向かうには、今まではやってこなかった作業が必要になるため、始めのうちは慣れなくて当然です。
学校では宿題等で強制的に管理されていましたが、自分で自分自身を強制的に管理するのは非常に難しいことです。
そこで一つおすすめの方法が、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]管理する自分と管理される自分の間に何かを媒介させる[/su_highlight]ことです。
例えばスケジュール帳に書き込んでみたり、部屋の目につくところに紙に書いて張ってみたり、方法は様々です。
スマホでアラーム設定をしておき、その時間になると忘れていても指示されるという状況を作るのも良いですね。
やるべき作業をきめて淡々と書き記して[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]指示する自分[/su_highlight]
そして書かれた指示に従って[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]作業をこなす自分[/su_highlight]
こうすることで目標に少しずつ近づいていくことが出来るはずです。
まとめ
何もせずに常に自分自身を厳しく管理できる人はおそらくごく僅かでしょう。
一人きりでは怠けてしまって当然だと思います。
ただ、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]楽しく頑張れる環境を作ることができる[/su_highlight]ことも立派な能力ではないでしょうか。
目標達成に向けて工夫していけると良いですね。