盛り上がりを見せたオリンピックもいよいよクライマックスを迎えようとしています。
努力が報われた選手の胸に燦然と輝くのが金メダルですね。
古くから栄光の象徴として扱われてきた金ですが、資産としての一面もあります。
そこで今回は金についてお話ししていきます。
実物資産の金
金は実物資産や現物資産と呼ばれる資産の一種です。
実物資産とは金を含めた貴金属の他にも、建物や土地など形があるものを指します。
美術品や骨董品なども実物資産の一つですね。
この実物資産という呼び方は金融資産と比較した際の区分です。
金融資産とは預貯金や株など、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]金融危機や景気変動によって価値が急落してしまう可能性がある[/su_highlight]ものです。
なぜなら、金融資産は特定の機関によって価値が定義・保証されているからです。
例えば株は発行している企業が倒産してしまうなど、発行体の信用によって価値が左右されてしまいますね。
一方の実物資産はそのものが丸ごとなくならない限り、資産価値がゼロになることはありません。
なぜなら、どこか特定の機関が発行しているものではなく、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]資産そのものに価値がある[/su_highlight]からです。
安定した資産価値
最近は資産としての金の保有を推奨する内容を目にする機会が増えてきました。
金をメリットはやはり前述の通り、資産価値が安定しているからでしょう。
また、有事の際には不安定な値動きをする金融資産を売却して、実物資産を購入する動きがあることから、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]不況に強い資産[/su_highlight]とも表現することが出来ます。
お金を守るためには分散しておくのが一番だといつもお伝えしている通りです。
目まぐるしく変化する現在の世界情勢において、安定的に価値を発揮できる金はリスクを分散した投資先として魅力的ですね。
なお、金を始めとする実物資産を保有するデメリットは災害などに弱いということでしょう。
資産そのものに価値はありますが、壊れてしまっては元も子もありません。
また、盗難によってそのものが失われてしまう事にも注意が必要ですね。
まとめ
誰しも自分の大切なお金を失いたくはないはずです。
どんな状況になっても対応できるように[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]複数の選択肢を持っておくこと[/su_highlight]が大切です。
今回ご紹介した実物資産の金も、これさえ持っていれば確実に安心というものではありません。
資産を守る手段の一つとして有効に活用していけると良いですね。