前回はNISAについてその概要と効果の大きさについてお伝えしました。
ところで、NISAにはいくつか種類があるのをご存知でしょうか。
今回はNISAのそれぞれの制度について、その特徴と相性が良い人についてお話をしてきます。
3種類のNISA
NISAには一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAという3種類の制度があります。
それぞれの対象者、非課税枠、非課税期間、そして対象商品をまとめると下記の通りです。
とても簡潔に説明すると、これらの3種類の活用方法はこの通りになります。
一般NISA:商品の選択肢が多く非課税枠も大きい
つみたてNISA:少額からコツコツ長期で資産形成
ジュニアNISA:子供のための資産づくり
まず、20歳以上の方が対象である一般NISAとつみたてNISAについて比較してみましょう。
一般NISAとつみたてNISA
前提として、この2つの制度は併用できません。
そこでどちらかを選択していく必要があります。
図1からわかるように、この2つの制度の違いは非課税枠、非課税期間、対象商品です。
一般NISAを基準に考えると、つみたてNISAは年間に利用できる非課税額が少ない一方で、対象となる非課税期間は長いことが分かります。
また、選択できる金融商品が限定されています。
これは、選択の自由度が制限される反面、迷う対象が少なく商品を選びやすいということが出来ます。
つまり、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]投資になじみのない方が第一歩として[/su_highlight]取り組んでみる場合や、
[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]毎月の収支の余裕が多くない若い層[/su_highlight]が取り組むのに適しているのではないでしょうか。
一方、一般NISAについては非課税枠が年間120万円まで利用できるという点
また、選択できる金融商品が幅広いという点を活かすのが良いでしょう。
当然ですが[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]配当や売却益が多ければ多いほど節税効果も大きく[/su_highlight]なります。
比較的余裕資金があり、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]自分で商品を選択できる方[/su_highlight]が取り組むのが良いでしょう。
まとめ
一般NISAとつみたてNISAの違いについてイメージはつかめたでしょうか。
今回あげた相性の良い対象はあくまで一般論です。
毎度お伝えしている通り、ご自身のライフプランを最優先で取り組んでみて下さいね。
次回はジュニアNISAについてお伝えしていきます。