生命保険その1

あなたは生命保険というものに加入していますか。

加入している理由や商品性を把握していないのであれば無駄な可能性があります。

そもそも、日本で生活している限りは公的な保障制度が充実しているため過剰な保険は不要です。

そこで今回はどのような生命保険に加入すべきかについてお話していきます。 

生命保険に加入している理由


一般的に家・車・教育と並んで人生で保険に支払っているお金は多いです。

お子様の習い事や塾、高校や大学を適当に選ぶ方はほぼいないでしょう。

あなたは車を買うときには、かなりお悩みになるのではないでしょうか。

車種、グレード、色、オプション・・・さらには何度も試乗をして決める人もいるでしょう。

家の購入となるとなおさらですね。

立地、間取り、設備、内装外装・・・等詳しく考えていくはずです。

 

ところで、あなたは今加入している保険の良さを人に伝えられますか。

前述のように家・車に次ぐ大金を支払っているにも関わらず、保険となると

・社会人になったからとりあえず入っておこうかと

・親や上司に言われてなんとなく

等の理由で特に 吟味することなく加入している 人が非常に多いです。

毎月支払している方が多いために意識しにくいかもしれませんが、大きな買い物であることに変わりはありません。

もっと慎重に検討すべきではないでしょうか。

  

そもそも生命保険は必要なの?


生命保険について簡単に説明していきます。

生命保険とは金融商品の一種で中身が複雑になっているものが多いです。

そこでまずはとてもシンプルに貯金と保険の違いからみてみましょう。

 

貯金というのはいつでも預けられて自由に引き出せるというメリットがあります。

一方で少しずつ貯めていくために必要な時に十分な金額が確保できているとは限らないというデメリットがあります。

それに対し保険というのは加入した時点で万が一の際に貰えるお金は確定させることが出来ます。

一方で、お金を受け取れる期間や条件が定められているために貯金程の自由度はありません。

 

では、上記の特徴をふまえてそもそも生命保険は必要なのかを考えていきます。

生命保険を「万が一自分が亡くなった後に周りの人にお金を残す手段」とすると、こんな人は生命保険に入る必要はないでしょう。

まず、 お金が十分にあるお金持ちには必要がない ことがわかりますね。

次に独身の方。

誰かを扶養(経済的に援助)しているわけではなければ、独身の方には生命保険は不要です。

誤解を恐れずに言うと、あなたが亡くなって悲しむ人はいるでしょうが、経済的に困る人はいないからです。

自分の 葬式代さえ確保 しておけば残された人に迷惑をかけることはありません。

では家族を支える大黒柱の方はどうでしょうか。

家のローンもあるし、子供の教育費もあるし、家族の今後の生活も心配…。

そう考えると入りたくなってしまいますが、実際に必要かどうか考えてみましょう。

  

もしもの事があったときに・・・


万が一大黒柱が亡くなった場合、残された家族には遺族年金というものが支給されます。

これは日本の公的な制度の一つです。

基礎年金だけでも約78万円、子供二人ならばそれに加えて約45万円合わせて約120万円が年間で支給されます。

日本年金機構HP:遺族基礎年金(受給要件・対象者・年金額)より

残された配偶者がフルタイム勤務は厳しくても年収130万円くらいは稼ぐとしましょう。

さらに住宅を購入していれば、自宅は団信という制度によって住宅ローンが免除されます。

そうなると年間約250万円の収入があることになるので、月々で計算すると約20万円の収入になります。

さらに家賃が7万円だと仮定するとその支払いが必要なくなっています。

つまり 月月収約27万円の生活 が出来るということです。

さらに人によっては遺族厚生年金が上乗せされたり、行政から税金面や社会保障面で様々な補助を受けられたりするのです。

これらを考慮すると、贅沢な暮らしは出来なくても生きていくことはできそうですね。

  

まとめ


なんとなく入ってしまっている方も多い生命保険ですが、自分に万が一のことが起きた場合に、残された家族に必要不可欠なものという認識は改めるべきですね。

人生で生命保険に支払っているお金は家や車に次ぐレベルで多いです。

1つの金融商品として特性を理解し、個々人のライフプランをしっかりと設計したうえで、必要だと感じる場合は加入しましょう。

 内容を理解せずに加入するには余りにも高すぎる 買い物です。

吟味したうえで他人に自慢したくなるようなものを選ぶべきではないでしょうか。