政府は39県で緊急事態宣言の解除を決定しましたが、北海道は依然として特定警戒が継続されています。
道内では特に感染のリスクが残る札幌市との行き来をしないよう呼びかけが行われています。
「新たな日常」に向けて、いましばらく辛抱の時間が続くことが予想されますが、
我慢の時ととらえて出来ることをやっていきましょう。
今回も前回から引き続き身近に起きている影響についてお話ししていきます。
通信環境の確保
大学生がアルバイト先の休業により経済的な負担が増加していると報道されています。
オンライン授業の取り組みを始めた大学もある中で、総務省は
「新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う学生等の学習にかかる通信環境の確保に関する要請」
において、携帯電話の通信容量制限等について柔軟な措置を講ずることを求めています。
これにより通信容量の追加料金の無償化等の措置が取られています。
各事業者の取り組みは
「新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う学生等の学習に係る通信環境の確保に関する取組状況(令和2年5月7日時点)」 で確認してください。
金銭的支援
大学によっては食料の配布や現金の支給といった対策をとっているところもあるようです。
ただ、今後緊急事態宣言が解除された後も、以前の生活水準を取り戻すにはしばらく時間がかかります。
そこで活用できるのが、新型コロナウイルスに関わらず以前からある制度ですが、奨学金です。
日本学生支援機構の奨学金が有名ですが、実は奨学金は多岐にわたります。
その中には条件を満たせば[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]無利子もしくは返済不要 [/su_highlight]というものもあります。
自身の環境と照らし合わせて活用できるものがないか探してみてはいかがでしょうか。
奨学金と聞くと借金を背負うというイメージを持つ方もいますが、
以前の記事でも紹介しているように[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]借金は一概に悪いものではありません。 [/su_highlight]
正しく活用することで非常に有益なものになります。
卒業後の話にはなりますが、利率等の条件を確認したうえで返済計画を立てることが大切です。
余裕があるときに繰上げ返済をして、自動車を購入する際にローンを組んで、
一時的な出費があり消費者ローンを組むという使い方よりも
繰上げをせず奨学金の返済を続けたままの方が良い場合もあります。
[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]長期的な目線で最適な活用方法[/su_highlight]を選択することが重要です。
まとめ
学生への経済支援は、国全体で見れば投資であると言えます。
学生の身分では今出来ることは多くはないかもしれませんが、
今後国に対して大きな利益をもたらしてくれるとの期待がこめられています。
期待に応えると胸を張って、今は存分に制度を活用してください。