電気代 | office56

毎年冬を迎えると街にはイルミネーションが点灯し始めます。

店舗だけではなく一般家庭でも華やかな飾りつけをしているお家がありますね。

通りすがりに目にするだけで温かい気持ちになります。

そこで今回は夜道を照らすイルミネーションのもととなる電気について考えてみましょう。

電料自由化

みなさんは毎月電気代を払っています。

もともとは旧一般電気事業者、つまり北海道電力や東京電力等が市場を独占していました。

それが2016年4月に改正電気事業法が成立したことにより、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]電力の小売りが完全に自由化[/su_highlight]されたのです。

これにより様々な業種の企業が電力の販売に参入しています。

ガス会社やエネルギー関係の会社だけではなく、通信関連企業やスポーツ関連の企業が取り扱っている電力を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

電力切替をすると電気代が安くなるのはわかるけれども、まだ踏み出せていないという方もたくさんいらっしゃいます。

多くの方が心配されるのはもともとの電力会社から切り替えたことで、何か不都合があるのではないかということでしょう。

その不安はごもっともですが、実際には[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]契約先によって電気が不安定になるということはありません。[/su_highlight]

何故かというと、電力事業とは①発電、②送配電、③小売、という3段階に分かれています。

この電力自由化によって各種企業が参入しているのは③小売の部分だけなのです。

つまり、①発電と②の送配電は従来のままなので、心配はないということですね。

おなじ畑で育った野菜を同じ運送会社が運んできます。

あとはスーパーで買うか八百屋で買うか、はたまたデパートで買うかの違いだけです。

実際のところ、電力切替によって節約できる電気代はごくわずかです。

どこの会社を選んでも電気代自体に大きな差はありません。

ただし、電力を切り替えたことによりセットで割引などが適用されることで他の家計費が安くなることはよくあります。

いつもお伝えしている通り、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]総合的に見て判断する[/su_highlight]ことが大切です。

一つの分野だけではなく、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]家計全体を見通したうえで各種専門家の力を借りる[/su_highlight]ことで最大限の効果を生み出すことが出来ます。

あまりにも生活に溶け込み過ぎていて、何気なく使っている電気ですが

上手付き合うことでお金を生みだすことが出来ます。

気にしていない出費にこそ無駄遣いの可能性が隠れています。

イルミネーションが目を引くこの季節に、

一度電気について考えてみてはいかがでしょうか。