先日、日経平均株価がバブル崩壊以降の最高値を更新したと話題になりました。
資産運用の世界のみならず、日常的に報道でも耳にすることの多い日経平均ですが、
いったいどのようなものなのかをご紹介していきます。
日経平均株価とは
日経平均株価とは、日本の金融商品の一つである株式の動きを表す指標の1つです。
日経平均、日経225、東証平均株価など、様々な呼ばれ方をしますがこれらは全て同じもので、
日本経済新聞社が[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]東証第一部上場銘柄のうち、流動性の高い225銘柄[/su_highlight]を選定し算出しています。
また、日本の株式市場の指標となるため、業種のバランスを考慮して銘柄を選定しています。
日経平均株価算出要領 株式会社日本経済新聞社
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/file/nikkei_stock_average_guidebook_jp.pdf
そもそも日本には個人事業主を含めると非常に多くの事業者が存在する中で、
220万社を超える企業が株式会社として登記されています 。
都道府県別の株式会社数と上場企業数 上場企業サーチ
https://xn--vckya7nx51ik9ay55a3l3a.com/analyses/number_of_companies
その中で、一定の条件を満たした会社のみが東京証券取引所(=東証)に上場することができます。
さらにその中でも、活発に取引が行われる(=流動性の高い)銘柄を選定しているのが日経平均株価です。
日経平均株価は業界特有の好不調の影響を受けないように、食料品や化学・鉄鋼・サービス業等の幅広い分野の銘柄でバランスよく構成されています。
値がさ株の影響を強く受けるために、東証全体の動きを反映していないという問題点も抱えてはいますが、
[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]日本株の動きを表す代表的な指標の1つ[/su_highlight]であることは間違いありません。
サッカーで例えると
上記のように、知らない言葉を専門用語を並べて説明されてもわかりにくいと思います。
そこで今回はサッカーでイメージしてみます。
日本全国でグラウンドや公園でサッカーをしている人は数えきれませんが、
選手登録しているのは少年からシニアまでアマチュアを含めて約88万人います。
サッカー選手登録数 日本サッカー協会
https://www.jfa.jp/about_jfa/organization/databox/player.html
その中で、一定の条件を満たした選手のみが、プロとしてJリーグでプレーしています。
さらにその中でも、特に実力を認められた選手が選出されているのが日本代表チームです。
日本代表はチームとして攻めや守りに偏ることがないように、各ポジションの選手でバランスよく構成されています。
中心選手の怪我や不調によって試合結果が左右されるという部分もありますが、
日本代表の成績が日本サッカー界のレベルを示す基準の1つであることは間違いないでしょう。
まとめ
経済用語の中でも特に普段から耳にすることの多いのが日経平均株価です。
[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]日本の株式市場を代表する基準[/su_highlight]だというイメージはつかめたでしょうか。
なんとなく知っている言葉の意味を理解していくとより興味がわいてくることでしょう。
その積み重ねが金融リテラシーの向上に繋がり、理想の実現に近づけてくれるはずです。