最近iDeCoやNISAについて質問をいただくことが多くなってきました。
投資への興味を持ち始める方が少しずつ増えてきたようです。
検索してみるとiDeCoやNISAについての情報は山ほど見つかります。
そこで今回はまずiDeCoについて、難しい言葉を使わずになんとなくイメージをしていただけるようにお話をしていきます。
iDeCoとは
そもそもiDeCoとは老後に受け取る年金を自分で運用して作りましょうという制度です。
国民年金や厚生年金に上乗せして、より豊かな生活を送るために
長い時間かけて資産形成をするというのが目的です。
もともとは平成13年から実施されていましたが、
平成29年から31年にかけてより使いやすく制度が改正されてきました。
国としても[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]個人が資産形成をする意識を高めていく[/su_highlight]方向に誘導しているということですね。
では国が推し進めるiDeCoにどのようなメリットがあるのかを考えてみましょう。
iDeCoの強み
iDeCoには税制面の優遇が3点あります。
一つめは掛金が全額所得控除されるという事、
二つめは運用益も非課税で債投資できるということ、
三つめは受取時に公的年金控除や退職所得控除を活用できるということです。
これだとイメージがしにくいかと思いますので、
ものすごく安直な表現をすると[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]「手数料が安い」[/su_highlight]ということになります。
ここではイメージを簡単にするために税金も手数料の一部だと考えると、
投資商品は運用をして増えた部分から手数料として様々なものが引かれます。
これは毎月の給料から税金や社会保険料などが引かれるのと同じ感覚だと思って下さい。
ふるさと納税や医療費控除を用いて節税をすることで手取りが増える事はご理解いただけるでしょう。
家計簿を見直す際に支出を減らす=節約と似た考え方だと思っていただいて
まとめ
iDeCoはマイナスされる部分がマイナスされます。
その結果プラスになる部分が大きいため、
他の運用方法と比較して最終的に良い結果を出しやすいというのが仕組みです。
これは多くの方が享受でき得るメリットであることは間違いありません。
ただし、個々のケースによって最適な運用手段は異なります。
あくまで[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]将来の目標に対して逆算した計画[/su_highlight]を立てたうえで、
必要な資金を確保するために何が必要かを考えてみて下さいね。