1日生きるのにどのくらいのお金を使っていますか。
食費、家賃を日割りで、光熱費や携帯代もだ…と考えたことがあるでしょうか。
日々の収支を家計簿につけるのはなかなか根気がいる作業です。
そこで今回は簡単に計算できる方法をご紹介します。
計算方法
手元に用意してほしいのはこの5つです。
- 筆記用具
- メモ用紙
- 電卓
- (可能であれば)源泉徴収票
- (可能であれば)預金通帳
下記の通りに書き出してみましょう。
自分の考える1日の生活費
まずは深く考えずに直感でかまいません。
1日生きるのに必要なお金はきっとこのくらいだと思う金額をメモ用紙に書いてみてください。
大多数の方が思い浮かべるのは食費等でしょうか。
家賃や光熱費などの生活費、娯楽費等を1ヶ月で割り返してみようと思いついた方はかなり優秀です。
この金額を上図の①とします。
実際に使っているお金は?
次にみなさんの去年の年収を②としてその下にメモしてください。
ここでいう年収とは額面、つまり源泉徴収票の「支払金額」にあたる部分です。
手取りの金額ではないことに注意してください。
さらに去年1年間で貯めた金額を③として書いてみてください。
これは通帳で確認するのが良いでしょう。
直近の残高から1年前の今日に1番近い日の残高を引いた金額がこれに当たります。
口座が複数ある場合や投資をしている方は、おおよその金額でかまいません。
見比べてみると・・・
ここで計算をしてみましょう。
②から③を引いた金額が[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]去年実際に使った金額[/su_highlight]なのはおわかりでしょうか。
去年入ってきたお金から、残ったお金を引くと使ったお金になるのは言われてみれば当たり前ですね。
そこで、その使った金額を365で割った金額を④とします。
これが[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]実際に1日に使った金額[/su_highlight]ですね。
では比べてみて下さい。
自分の考えていた①と比べて④はどうでしたか。
当初①で思っていた金額と実際に使っていた金額④の差は、無意識に使ってしまっているお金と言えます。
あなたの支出のうち、かくれんぼしているお金はどの程度あったでしょうか。
この中にはおそらく税金・年金・健康保険・医療保険・生命保険・損害保険・金利等、様々なものが含まれている事でしょう。
当然のことですが、④を365倍すると1年間にかくれんぼしている金額になります。
年間でどれだけのお金が行方不明になっていますか?
まとめ
ご自身の支出をどの程度正しく捉えていたでしょうか。
かくれんぼしているお金を見つけることが出来れば、いまより使えるお金が増える事になります。
今と生活環境を変えることなく、[su_highlight background=” #ffff00 ” color=”#000000″ class=””]我慢をせずにお金が増える[/su_highlight]なんてまるで魔法のようですね。
大切なのはご自身の収支を把握することです。まずは一歩ずつ管理をしてみましょう。